布団はどうして湿気るの?対策方法は?カビの対処法は?

快適生活
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こんにちは らんらんです。

 

最近の住宅事情では

部屋のメンテナンスやお掃除が楽という事から

畳(和室)よりもフローリング(洋室)が増えていますね。

 

私自身も昔は和室に住んでいましたが

フローリングの部屋へ引っ越した時

その便利さに感動しました。

 

ジュースをこぼしてもサッとひと拭き出来ますし

お掃除もほこり取りモップでスイスイ♪

と簡単に出来ます。

 

でもフローリングならではの困った事もありますね。

 

それは 布団の湿気です。

 

フローリングに布団を敷いて寝ている場合

「朝起きると 布団がびしょ濡れ!」「布団にカビが生えた!」

と ビックリする方も多いかと思います。

 

「今までは畳だったから 気にした事がなかった!」

「フローリングにした途端 布団が・・・!」という方も。

 

布団は 人生の3分の1を過ごす場所

これ以上悪化しないように 早めに対処していきましょう。

 

布団はどうして湿気るの?

 

人は寝ている間にコップ1杯分の汗をかく

というのは有名な話しですが

 

これは「平均的な成人の場合の数字」であり

汗っかきの方や 育ちざかりで新陳代謝真っ盛りのお子さん

また 梅雨 夏 などの季節によっては

もっと多くの汗をかいています。

 

その汗はどこに行くのかというと

布団の上部に30%前後 床部分に70%前後が

湿気となって溜まっていきます。

 

この湿気が敷布団を通して発散されて行くわけですが

湿気を吸い込まないフローリングでは そこで発散がストップしてしまい

湿気が水滴となり 布団が吸い込んで

「布団がびしょびしょ」 となってしまうわけです。

 

それが数日も続けば・・・・当然カビも発生してしまいますね。

ひどくなるとフローリング自体にもカビが発生してしまいます。

 

布団の湿気対策

 

寝汗をかくのは 自然な事なので

もうこれは止められません。

それでも

湿気た布団を作らない為には とにかく水分を飛ばす。

湿気を溜めたままにしないという事です。

 

その対策方法をご紹介します。

 

布団の水分を飛ばす方法

 

天気のいい日には布団を干しましょう。

太陽光がどんどん布団を乾燥してくれます。

 

天日干しの時間帯は

10時〜15時が理想です。

 

布団を干す時に 黒い布か黒いビニールをかけると

太陽の熱を集中的に取り込むことができ効果的です。

布団の中が高温になるので ダニ退治にもなります。

 

天日干しで水分が飛ばないのはなぜ?

 

せっかく天日干しをしたのに いまいち湿気が取り切れない気が・・・

そんな時は 雨上がりの後に布団を干している場合が多いです。

 

雨上がりの晴天。やっと布団が干せる!と思ってしまいがちですが

地面がまだ濡れている間に布団を干してしまうと

湿った地面から出てくる水蒸気を 布団がグングン吸い込んでしまう事になります。

濡れた洗濯物と近い位置に干す場合も

同じ様な事が起きます。

かえって湿気を含んでしまう事になるので ご注意下さい。

 

天日干しが出来ない時は?

 

日中家にいる事が出来ない 帰りが遅くなって取り込む時間がない

そんな時は

布団をすぐには畳まずに 椅子などに広げておきます。

フローリングについている面を上にすると

より水分を蒸発させる事が出来ます。

 

布団乾燥機で湿気が取れないのはなぜ?

 

布団乾燥機は天日干しと同じ様に 布団をふかふかにしてくれます。

昔は布団専用の物が多かったですが

現在では布団乾燥機も進化をしていて

洗濯物や靴の乾燥も出来る物が増えていますね。

 

布団の湿気だけではなく 花粉や黄砂 ダニ退治 冷え性など

1年を通して使えるので1台持っているととても便利です。

 

 

ですがたまに

布団乾燥機を使ってもジメジメが取れないということがあります。

その原因は 空気の循環。

 

閉め切った部屋で布団乾燥機を使った場合

布団から蒸発された湿気はまわりの空気にまとわりつきます。

その空気の行き場がなければ 湿度のある空気は下に下がってしまうので

再び布団に戻ってしまうのです。

扉を開けたり 扇風機などを利用して

空気の流れを作ることが出来れば 上手に湿気を飛ばす事が出来ます。

 

湿気を溜めないようにする方法

 

そもそも布団に湿気を溜めない生活が出来れば

それが1番です。

 

家にある物で今日から出来る事は

敷布団とフローリングの間に バスタオルや新聞紙を敷く事。

バスタオルや新聞紙は布団の湿気を吸い取ってくれます。

 

バスタオルは 2つに折り畳んだ物を敷布団の上下に敷くと効果的です。

新聞紙もかなり湿気を吸ってくれますので

毎日取り換えるようにしましょう。

 

窓や観葉植物から布団を離す。

窓の結露や観葉植物から出る水分でも 布団が湿ってしまう事があります。

布団が水分を吸収しないように 少し離した所に布団を敷きましょう。

 

湿気対策に役立つグッズはコレ!

 

布団の湿気対策に役立つ物 まずはすのこです。

湿気対策には空気のある隙間がとっても大事。

布団とフローリングを離す事で 水分を発散させる通り道を作ります。

 

すのこを購入する際は 少し高さのある物がベスト。

こちらのすのこは シングルで8枚を連結させるタイプ。

寝室環境が変わった場合など

すのこベッドとして使わなくなった時はバラす事が出来るので

押し入れや納戸で使え 便利です。

 

 

布団用の除湿シートを敷く

除湿シートを敷くとかなりの湿気を吸収してくれます。

失敗しない除湿シートの選び方は 珪藻土が入っているかどうか。

 

シリカゲルだけでは取り切れない水分も

調湿で知られる珪藻土が入っているとぐんぐん吸い取ってくれます。

天日干しをすれば繰り返し使えて経済的。

洗濯機で丸洗いもOKなので衛生的にも安心です。

 

 

洗える布団にする

掛け布団は洗えるけれど 敷布団は洗えない

と思っている方も多いかもしれませんが

今は全てが丸洗い出来る布団が増えています。

買い替えを考えている方は

この機会に洗える布団にする事も1つの手です。

 

失敗しない洗える布団の選び方は 敷布団も洗えるかどうか。

洗える布団と販売していても 掛け布団のみという事もあります。

 

そして 家庭用洗濯機に対応しているかどうか。

コインランドリーのみ対応という場合もありますし

逆に 家庭用洗濯機に対応していても

洗濯機の方が対応していない場合もあります。

 

無理に洗濯をすると洗濯機の故障にも繋がりますので

洗濯機の容量など 説明書をよく確認して下さい。

 

布団のカビはどうしたらいいの?

 

カビは一度発生してしまうと

その繁殖のスピードはとても早く ダニのエサにまでなってしまいます。

 

その結果 喘息やアトピー 水虫などの炎症や 皮膚や呼吸器官の炎症

さらには免疫力の低下など 人の体に与える影響はとても大きなものです。

 

そして残念な事に

ここまで来てしまったら 家庭での改善は難しいので

上記で紹介したように 布団を買い替えるか

プロの力を借りましょう。

 

布団のクリーニング

 

布団を丸ごと水洗いして 高温で乾燥することでカビ菌を死滅除去し

カビの繁殖をストップしてくれます。

 

中綿を取り出して洗浄するわけではないので

外側の布部分に出来た 黒い斑点は多少残りますが

カビ菌を除去出来るのは大きなメリットです。

 

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カビがひどく 生地が傷み過ぎている場合は

洗浄する事で破れてしまう可能性があるので 利用出来ない事もあります。

損傷がひどい場合は 依頼する時にお店にご相談下さい。

 

布団をクリーニングに出したいけれど その間の布団がない!

そんな事もあると思います。

余分に布団がある家庭なんて少ないですよね。

でも布団のレンタルって意外に高い!

レンタルは一週間で平均 7000円〜9000円です。

 

そんな時は

代替え布団も一緒に申し込み出来るクリーニング店を

選びましょう。

こちらのクリーニング店は 日数にかかわらず

クリーニングに出したその日から 受け取るまでの期間

安価でレンタルを申し込む事が出来ます。

 

クリーニングに出した枚数のみレンタル出来るので

クリーニングを申し込んだ後

オプションサービスのクリーニング中の代替え布団

をクリックして申し込みをします。

 

布団の打ち直し

 

打ち直しは 布団の中綿を出して汚れた部分を取り除き

少なくなった分 キレイな綿を足してくれます。

布団を包んでいる生地も新しく変えてくれるので

ペタンコになってしまった布団も新品同様の仕上がりになります。

 

クリーニングより少しお高めになりますが

お気に入りの布団や 大切な人が買ってくれた思い入れのある布団などを

お持ちの方に好評です。

 

また こちらのお店では

使わなくなったこたつ布団や ベビー布団

処分しようと思っていた布団から

新たに新品同様の布団に生まれ変わらす事も出来ます。


綿布団打ち直しコミコミぱっく【掛布団】シングルサイズ スタンダードコース

 

参考になりましたでしょうか?

 

布団の湿気対策は

とにかく通気をよくして 乾燥させることが一番ですが

梅雨時期など なかなか出来ない時もありますよね。

 

そんな時は 家の中で出来る事から試してみて下さい。

 

しっかり湿気対策をして 快適な睡眠生活を過ごして下さいね。

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