3月3日は 桃の節句 ひな祭りです。
初節句を迎えられる パパさん ママさん おめでとうございます。
これからの 娘さんの成長が本当に楽しみですね。(^O^)
桃の節句は
大事な娘に災いが降りかからないように
人生の幸福が得られるように という気持ちを込めてお祝いをする
女の子にとっては 特別な日です。
ひな祭りは 家族でお祝いする事も多いと思いますが
初めて 桃の節句を迎える時はぜひ
おじいちゃん おばあちゃん 親戚の方々
みなさんでお祝いできるといいですね。
桃の節句の祝い方?
初節句とは その文字通り
赤ちゃんが生まれて 初めて迎える節句の事ですが
生後1ヶ月・2ヶ月以内に初節句が来る場合 お祝いを翌年にしても大丈夫です。
産後間もないママさんや 赤ちゃんの負担も少なくて済みますし
翌年にゆっくり 雛人形を選んだり お祝いの計画を立てる事もできます。
そこは ご夫婦やご両親と相談されてみて下さいね。
桃の節句は
ご両親や 兄弟など 親しい間柄の方達をご招待して
ちらし寿司やはまぐりのお吸い物 菱餅やひなあられなどで
赤ちゃんの健やかな成長を願い お祝いをします。
招待する方は 地域によっても違いますが
両家のご両親 親戚
名付け親 仲人
初節句祝い 出産祝いをくださった方 友人 などが多いようです。
お付き合いの幅をどこまで広げるのか という事も
ご夫婦でよく話しあってみて下さい。
桃の節句の定番メニューといえば
ちらし寿司 はまぐりのお吸い物 菱餅 ひなあられ ですね。
どれも春らしい彩りで テーブルが華やかになります。
この定番メニューにも それぞれ意味があるのをご存知ですか?
ちらし寿司そのもの というよりは
えびは 「長生き」 れんこんは 「見通しがきく」 豆は 「健康でまめに働ける」
など 縁起のいい具材がお祝いの席にふさわしく
三つ葉や 錦糸卵 人参などの 春らしい彩りが 食卓を華やかにしてくれるため
ひな祭りの定番メニューになりました。
はまぐりは 平安時代には「貝合わせ」という遊びで知られ
ひな祭りの代表的な 食べ物です。
はまぐりの貝殻は 対になっている貝殻でなければ
ぴったりと合わないんですね。
このことから「仲のいい夫婦」という事を表し
一生に一人の人と 添い遂げられますように という願いが込められた縁起物です。
菱餅とは
ピンク 緑 白の 3色のお餅を ひし形に切って 重ねたものです。
色の意味には いくつかの説があるのですが
ピンクは 「魔除け」 緑は 「健康や長寿」 白は 「清浄」
という事や
緑は 「大地」 白は 「雪」
ピンクは 「雪がとけて大地に草が芽生え 桃の花が咲く」 という事もあるそうです。
また
ひし形は 心臓の形を表しているという事で
ピンク餅は 解毒作用があると云われる クチナシで色を付け
緑餅には 増血効果のあるヨモギを混ぜ
白餅には 血圧を下げると云われるひしの実が入っている と云われています。
菱餅には
娘の 災厄を除き 健康を願うという 親の気持ちが込められているのです。
コロコロとカラフルでかわいい ひなあられ。
これは お餅にお砂糖を絡めて炒った ひな祭りの代表的な和菓子です。
緑 ピンク 黄色 白の4色は
それぞれ四季を表していると云われています。
でんぷんが多く 健康にいい という事から
一年中娘が 幸せに過ごせますように という願いが込められています。
定番メニューの他に
娘さんの好きなものを プラスしてあげたりして
みなさんで 楽しい食卓を お過ごし下さいね♪
桃の節句 誰が贈るもの?
雛人形には
大事な娘が 健やかで優しい女性に育つように という親の願いが込められています。
そして
雛人形を娘の形代として考え 不幸は身代わりとなって人形に受けてもらい
災いがかぶりませんように 幸せな人生が歩めますように
という思いを込めて飾ります。
昔は 初節句の雛人形は ママさんの実家から贈るという風習がありましたが
今では 両家の祖父母で相談してもらったり
両家の祖父母から雛人形代を援助して頂いて
パパ ママが好みの物を選ぶという事が増えています。
雛人形を買う時に失敗しないポイントは
置く場所と 収納場所を 最初に決めておく事です。
昔は 5段飾りや7段飾りなど 豪華な雛人形を飾る家も沢山ありましたが
最近では 住宅事情に合わせて コンパクトな物を選ぶ方が増えています。
が、
色々な雛人形を見ているうちに サイズの事を忘れてた!
贈って頂いた雛人形が思ったより大きくて 収納できない など
よくある事です。(^▽^;)
購入前にサイズ確認をおススメします。
雛人形を飾る時期ですが
だいたい1カ月くらい前から という人が多いです。
その前から飾っても構いませんが
3月3日の翌日には しまいます。
これは 「早くしまわないと 娘の嫁入りが遅れてしまう」という
言い伝えでもありますが
雛人形は高価なものなので 雛人形を傷めないためにも
あまり出しっぱなしにはせず ひな祭りが終わったら
早めに片付けるようにしましょう。
桃の節句 お返しはどうしたらいい?
お返しについては
お祝いの席に 出席して頂いた方は
おもてなしがお返し となるので 基本的には不要となります。
ですが 両家のご両親には 当日に撮った写真を
フォトフレームに入れて お礼状と共に贈って差し上げると
とっても 喜ばれると思います。
当日に出席頂けなかった方や 特にお祝いの席を設けなかった場合のお返しは
節句から1週間以内に お礼状と共に 日用品やお菓子などの品物を贈ります。
昔からの習慣としては 桜餅 や 紅白の砂糖菓子などが贈られたそうですが
今では 名入れの洋菓子 和菓子が人気です。
お返しは 頂いたお祝いの 3分の1から半額程度が相場になります。
のしは「内祝」と表書きし 苗字は入れず お子さんの名前のみにします。
水引は紅白の蝶結びです。
お礼状は 堅苦しいものでなくても
メッセージカードなどで 大丈夫です。
内容としては
[su_note note_color=”#fdeffa”]・ご挨拶 「暖かくなってきましたが いかがお過ごしでしょうか?」 など
・お祝いのお礼 「この度はお祝いを頂き誠にありがとうございました」 など
・お子さんの近況 「最近では○○が出来るようになりました」 など
・内祝いを受け取って下さいという事
・「心ばかりではございますが お礼の品を・・・」 など
・最後のご挨拶 「くれぐれもお体を大事に・・・・」 など [/su_note]
こんな感じの事が書かれていればOKです。
参考になりましたでしょうか?
娘さんの初節句 とっても楽しみですね♪
地域の風習や 両家 ご両親の今までのやり方など
色々な違いが出てくるかもしれませんが
娘さんの成長を願う気持ちは 同じですよね♪
パパさん ママさんでよく相談をして
楽しいひな祭りをお過ごし下さい。
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