高齢者の熱中症原因は?症状はどう出る?対策と予防コレ!

 

こんにちは らんらんです。

 

毎年夏になると

熱中症で倒れた 緊急搬送されたなどのニュースを沢山見ますよね。

中には熱中症により死亡なんていう悲しいニュースもあります。

 

熱中症になりやすい人といえば 子供の運動会や野球の練習など

炎天下に屋外で汗をかいている若い人のイメージがありますが

 

実際の熱中症患者の多くは高齢者という事をご存知ですか?

 

総務省が発表している令和2年6月〜9月の

熱中症による緊急搬送人数は全国で64.869人

 

年齢別では 65歳以上の高齢者が最も多く37.528人

全体の57.9%を占めています。

 

熱中症患者のうち 半数以上が高齢者となっているのです。

 

若い人に比べて 室内にいる時間が多い高齢者が

こんなにも熱中症にかかってしまうのはなぜなんでしょうか?

 

高齢者の熱中症原因は?

 

熱中症は子供から高齢者まで 誰もがかかる可能性のある病気ですが

特に高齢者が多いという原因は

体の様々な機能が低下している事にあります。

 

体内水分量の違い

 

一般成人の体内水分量は 約60%といわれていますが

高齢者の場合 約50〜55%と少なくなっています。

 

その上 喉が渇きにくかったりする事から 水分補給をしなかったり

頻尿の心配から水分摂取を控えてしまう傾向があります。

そのため高齢者は若い人に比べて 脱水になりやすいんです。

 

温度感覚の鈍り

 

真夏でも長袖を着たり 服を重ね着している高齢者を見た事はありませんか?

高齢になるにつれて 暑さ寒さの感覚が感じにくくなってしまいます。

 

ですが 暑さを感じなかったとしても

高温の場所にいれば体温は上昇してしまい

体の水分も奪われていってしまいます。

 

体温調節機能の低下

 

人は汗をかくことで 体温を下げることが出来ます。

ところが高齢になると汗腺の衰えから

だんだんと汗をかかなくなります。

 

汗をかかないと体温が下がらないため

その分熱が体にこもってしまい 体温が高い上

室温も高いとなれば危険な状況になってしまいますよね。

 

持病の影響

 

高齢になるとどうしても 糖尿病や腎臓などの

持病を抱えている方が多くなります。

 

病気を抱えている上に 体力が低下している高齢者は

若い元気な人に比べて

一気に重症化してしまう可能性が高いです。

 

多少具合が悪くても「持病のせいかも」と思い込んで対処が遅れる

といった事も 重症化してしまう大きな原因のひとつです。

 

高齢者の熱中症 症状は?

 

熱中症は症状に応じて 1度から3度まで3つに分けられています。

軽症から重症までの症状を知っておく事で

すばやく対象が出来 病院へ行く目安にもなります。

 

その場で応急処置が取れる軽症(1度)

 

意識がある状態での

めまい 筋肉痛 足がつる 大量の発汗  立ちくらみ

 

応急処置方法

屋外の場合は日陰へ 室内の場合はクーラーのある部屋など

涼しい場所へ移動します。

 

ベルトやネクタイ下着など

体を締め付けている物を緩ませ 体から熱を放出させます。

 

露出している肌に水をかけ 扇風機やうちわで体を冷やします。

 

氷のうがあればベストですが 無い場合は

ハンカチやハンドタオルを水で濡らし

首の両脇や脇の下 太ももの付け根など

太い血管が通っている所に当て 冷やします。

ビニール袋に水を入れた物でもOKです。

 

水分を補給する

熱中症は体の電解質が減少している状態なので

電解質を補える 冷えた経口補水液やスポーツドリンクを

ご自身で飲んでもらいます。

 

無い場合は食塩水(水1ℓに対し食塩1〜2g)でもOKです。

 

ご自身で飲めない場合は

意識が朦朧としていたり 誤って気道に流れ込んでしまう場合もあるため

無理に飲ませる事は控えましょう。

その場合は病院へ行き 点滴などの処置が必要になります。

 

これらの対処で症状が落ち着くようであれば

自宅で様子を見ても大丈夫です。

 

病院搬送が必要とされる中等症(2度)

 

頭痛 吐き気 嘔吐 倦怠感

 

意識がある場合 軽度と同じ応急処置も必要ですが

吐き気や嘔吐がある場合は

吐しゃ物が気道を塞いでしまう危険があるため

病院へ行きましょう。

 

意識が無い または はっきりしない場合は

救急車を要請して下さい。

救急車を待っている間に応急処置をします。

 

入院して治療が必要な重症(3度)

 

けいれん 意識障害 高体温 手足の運動障害など

 

これらの症状がある場合は

入院での治療が必要なほど重症化しているという事なので

様子見をする事無く 救急車を呼んで下さい。

 

熱中症一歩手前の脱水症状

 

熱中症の前には 脱水症状が体に異変として現れて来ます。

水分補給の目安や 熱中症対策にもなりますので

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ぜひチェックしてみて下さい。

 

★ 口の中が乾燥している

★ 食欲の低下

★ 舌が白い物に覆われている

★ 爪を押した時 ピンク色に戻るまでに3秒以上かかる

★ 便秘になる

★ 手の甲をつまみ上げた時 なかなか戻らない

★ 痰やよだれの量が減った

★ 手足が冷たい

 

高齢者の場合ひとつでも当てはまれば 脱水の可能性があるので

こまめに水分補給をしましょう。

 

高齢者の熱中症 予防対策

 

熱中症は屋外にいる時だけではなく

最近ではコロナウイルスの影響もあり室内で多く発症されています。

 

総務省の調べでも 家庭内での熱中症が増えていて

熱中症の発生場所は

家庭内43.4%  道路17.4% 職場10.9% 屋外9.4%

という結果が出ています。

 

熱中症は気を付ける事で 予防出来る病気です。

重症化してしまう前に しっかりと対策をしていきましょう。

 

外出対策

 

★薄着を心掛ける

★日傘や帽子をかぶり 直射日光を避ける

★ペットボトルや水筒など飲み物を持っていく

★図書館や店舗など涼しい場所を知っておく

★一番気温の高い午前10時から14時は外出を控える

★困った時や緊急時のために  かかりつけの病院や自宅の連絡先などを持ち歩く

★体調が悪くなったら無理をせず 周りの人に声をかけましょう。

 

室内対策

 

★外出から帰った時は 一度窓を開けて風を通し

 エアコンや扇風機で室内温度を下げる。

★部屋のよく見る場所に温度計を置く。目安は28℃以下

 体感ではなく温度計を見て 室温を調整しましょう。

★時間を決めて水分を補給する

 喉が渇いたらではなく 2時間置きなど時間を決めて

 こまめに水分を摂るようにしましょう。

お茶やアルコールは利尿作用があるため 水分補給にはなりません。

また お水のみでも熱中症対策にはなりません。

経口補水液やスポーツドリンク 食塩水(水1ℓに対して食塩1〜2g)

を飲むようにしましょう。

★カーテンやすだれなどで 部屋に直射日光が入るのを避けましょう。

★暑さに体を慣らすため 適度な運動や湯舟で体を温める

 適度に汗をかく事で汗腺の衰えを復活させ

 体温調節が出来るようになります。

 運動や入浴の前後には必ず水分補給をして下さい。

 

他にも

立ちくらみや足がつった時などは そのサインを見逃さずに

涼しい場所に移動し 体を冷やす対処をして下さい。

 

スイカやメロン 桃といった水分たっぷりの果物もおススメです。

糖分を気にされている方は 食べる量を調節して下さいね。

 

高齢者ご自身で予防出来ない場合

 

高齢者が一人暮らしや遠方の場合

どうしてもご自身での予防が難しい事があります。

そんな時は

こまめに連絡を取り 水分補給や室温調整の

声掛けをしてあげて下さい。

 

忙しくてなかなか連絡が取れない場合には

見守りグッズを設置するという事も大きな予防に繋がります。

 

カメラを設置すると「覗かれているようで嫌だ」と言う

方も多いですが

今は赤外線の人感センサーで人の動きを感知するというグッズもあります。

 

高齢者の操作は必要無く 毎日の行動をグラフ化し

1日に2回メールで送信されます。

12時間活動が無い時は 緊急メールも送信されるので安心です。

 

最後に・・・

 

高齢者の熱中症予防には 周りの方がこまめに声をかけたり

様子を見てあげることが大切です。

 

かかりつけの病院名や電話番号 医師の名前などを控えておくと

いざという時 迅速に対応する事が出来ます。

 

元気に夏を乗り越えられますように・・・

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