お風呂嫌がる子どもに困ったときの声かけ実例|効果的な誘い方まとめ

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「お風呂に入るよー」と
優しく声をかけても

「いやだ!」「まだ遊ぶの!」
と返されてしまう。

毎日のお風呂タイムが
お子さんとのバトルになってしまい
お疲れではないでしょうか。

早く寝かせたいのに
お風呂の時間が近づくと
ため息が出てしまう気持ち
とてもよくわかります。

でも 安心してください。

お子さんがお風呂を嫌がるのは
決して子育てがうまくいっていない
わけではありません。

むしろ 自分で「やりたい」
「遊びたい」という
気持ちが育っている
成長の大切な証拠なのです。

遊びに夢中になっている時に
急に次の行動を促されても

気持ちの切り替えが難しいのは
お子さんにとって自然なこと。

またシャワーの音や
湯船の熱さ 匂いなど
感覚的な理由で嫌がることもあります。

この記事では
そんなお風呂嫌いを乗り越えるための
具体的な「声かけ」や
「遊びのアイデア」を
実践的なコツとともにお伝えします。

先輩ママ・パパが実際に試して
効果があった方法も
ご紹介しますので
ぜひ参考にしてみてください。

この記事を読み終える頃には
少しでも気持ちが軽くなり

お子さんとのお風呂タイムが
楽しくなる時間になることを願っています。

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この声かけは なぜNGなの?

毎日のお風呂タイムが
スムーズにいかないのには
いくつかの理由があります。

時間に追われている私たちが
ついつい言ってしまうNGな声かけ。

なぜそれがNGなのか
子どもはどういうふうに
理解をしてしまうのか

それを念頭において見直すことが
解決への第一歩です。

「早くお風呂に入りなさい!」

何度も何度も誘っても
一向に入ってくれないと
言いたくなってしまいますよね。

ですが 強制的な言い方は
お子さんの反発心を強めて
しまう可能性があります。

「お風呂に入らないとアイスはあげないよ!」

 2~3歳くらいのお子さんは
まだ脳が未発達のため
会話の全てを理解する事が出来ず

「あげないよ!」の部分が
強く残ってしまい

お風呂に対して
イヤなイメージを
持ってしまう事があります。

この場合
「お風呂を出たら
アイスを食べようね!」
と伝えてあげると

お風呂の後にはいい事がある!
と認識してくれるでしょう。

「もう遅いって言ってるでしょ!」

時計を見ながら
行動しなくてはいけない
ママの気持ちはよくわかります。

ですが親の焦りが伝わると
お子さんはプチパニックになって
「急かされている」という事が
頭で処理できずに

かえって動きが
鈍くなってしまうことがあります。

「どうしていつも言うことを聞かないの!」

子供にとっては
お風呂に入らないという
行動ではなく

自分自身を否定されたと感じてしまい
心を閉ざし
かえって頑なになってしまう場合があります。

「ママもう知らないからね!」

子どもにとって
ママに見捨てられることは
何よりも怖いことです。

「叱られた」 ではなく
怖い 淋しいと感じてしまう
お子さんもいます。

このような言葉はできるだけ
避けるようにしましょう。

子どもの脳はまだ未発達です。
ママやパパの声かけを
正確に理解する事はできません。

それらを少し意識するだけでも
声かけは変わってくると思います。

 

思わずお風呂に行きたくなる声かけと遊びのアイデア

お風呂そのものが苦手なお子さんには
お風呂を「楽しい特別な場所」に
変えてしまうのが一番効果的です。

お子さんの「知りたい!」
「やってみたい!」という
気持ちをくすぐる言葉と
ちょっとした遊びの工夫を試してみましょう。

わくわくさせる声かけ10選

色付きの入浴剤を使い
今日のお風呂は何色になるかな?
楽しみだね~

シャンプーを使い
魔法の泡で今日は何に変身しようか?
と声をかけて
どんなお風呂になるのか期待感を持たせます。

お水に濡れても大丈夫なお人形を
先にお風呂に用意しておき
○○ちゃん(お人形)が
『早く来て〜』って言ってるよ!

「○○ちゃん(お人形)が
きれいにしてーって言ってるよー
と誘ってみるのも良い方法です。

お風呂まで競争だー!」と
遊びの延長線上で誘ったり

お風呂までよーいドン!
子どもは競争が大好きです。

お風呂にお湯がいっぱいだよ!
一緒にボチャンしよう」と
誘ってみたりすると
お子さんは喜んでくれるかもしれません。

氷の中におもちゃを凍らせておいて
大変!助けてあげなくちゃ!
と声をかけると
お子さんは目をキラキラさせて
お風呂へ向かってくれるはずです。

幼稚園や保育園で
今日はなんの歌を歌ったの?
ママにも教えて」と声をかけると
普段教える事のない子供は
はりきって教えてくれます。

どうしても
その気になってくれない時は
お風呂でシャボン玉しちゃおうか!
とサプライズ的に
声かけをしてみましょう。

お部屋では出来ない事も
お風呂なら大丈夫な事ってありますよね。

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お風呂嫌いを克服できたと
ママたちに人気の商品です。
水をすくったり 壁に付けたり
子どもの発想力をかき立てます

強制ではなく選択肢も効果的

大人にとっては毎日
お風呂に入る事は当たり前ですが
子どもはまだ
当たり前を理解できません。

でもお風呂はきちんと入って欲しい。

そこで
お風呂に入るか・入らないかではなく
入る前提で子供に選択肢をあげる事で
自然とお風呂へ誘導できる声かけを
ご紹介します。

ポイントは2択にする事です。

〇 今日はどこから洗おうか!頭?体?

〇 ママと○○ちゃん
  どっちが先にシャンプーする?

〇 今日はミニカーと一緒に行く?
  それとも電車?

〇 今日はシャワーだけにする?お風呂入る?

具体的な2択で問いかけると
子どもは一瞬 頭で考え
答えを出そうとしてくれます。

自分で選んだ!という気持ちが
自己肯定感を高め

イヤだった気持ちから
お風呂へ入るという
切り替えが出来るようになります。

 

イヤイヤ期だからこそ効果は抜群!自分からお風呂に入る声かけ

イヤイヤ期は
ママやパパの言う事
何に対しても拒否をしたい時期。

ですが
「なんでも自分でやりたい!」という
自立心が芽生えるこの時期は
実はチャンスです。

この気持ちを上手に活かして
自分の意志でお風呂に入るように
促してみましょう。

ポイントは
自分がやらなくちゃ
自分が任された と思える
役割をあげる事です。

スイッチを押す係に任命

浴槽の沸かしボタンや
電気のスイッチなど
「今日からスイッチ係をお願いします!
できるかな~?」と
聞いてみて下さい。

できる・できないの
判断を任せる事と同時に
自分にできる事があるという
使命感に燃えてくれるかもしれません。

準備係に任命  

パジャマや下着(おむつ)
バスタオルや保湿ローションなど
お風呂から上がった後に必要な
準備係をしてもらいます。

ママと一緒に
かごやバックを持って
「パジャマはどれにする?」と選ばせながら
1つずつカゴに入れていくと
お買い物ごっごのように楽しみながら
お風呂へ向かう気持ちの準備ができます

ママを助ける側に回ってもらう

「ママ 服が脱げないよー!助けてー!」と
洋服を引っ張ってもらったり

「今日はママの髪の毛洗ってくれる?」と
普段自分がされている事を
ママにお願いされると

自分が頼りにされていると感じ
主体的に行動してくれるようになります。

自分だけのお風呂セットを用意する

銭湯や温泉へ行く時のように
子ども専用のお風呂セットを
用意してあげるのも1つの手です。

かごやバックに
お気に入りのタオルや
お風呂で遊ぶおもちゃ
小分けにしたボディソープなど
自分で準備をすることで
お風呂がより
身近に感じられるようになります。

実際にシャンプーをして
シャワーを流したりとごっこ遊びができます。
くまさんのお世話係に
任命してあげて下さい。
水はけの良い素材で
洗濯機で洋服と同じ扱いでOKです。

 

先輩ママ・パパに聞いた!成功した声かけ例

ここでは 実際に効果があったという
先輩ママ・パパの声かけの実例を
5つご紹介します。

お子さんのタイプに合わせて
ぜひ試してみてください。

「お絵描き大好き」3歳・女の子

娘は絵を描くのが大好きでしたが
お風呂には
見向きもしてくれませんでした。

そこで お風呂の壁に描ける
クレヨンを購入し
「お風呂の壁は
 特別に描いていいところなんだよ」と
声をかけました。

普段は「ダメ」と言われる壁への落書きが
思い切りできる特別感に大喜び。

毎日お風呂の壁に絵を描くのが日課になり
すんなり入ってくれるようになりました。

「お手伝いさんになってもらいたいな」2歳 男の子

息子がちょうど「イヤイヤ期」で
何でも「自分で!」と言い張る時期でした。

そこで
「お風呂でママの
 おてつだいさんになってもらいたいな」と
お願いしてみました。

すると「うん!」と返事をして
喜んでお風呂場へ。

ボディソープを手に取って
ママの体を洗ってくれたり
シャンプーのポンプを押してくれたり

役割を与えることで 自ら進んで
お風呂に入ってくれるようになりました。

「お風呂屋さんごっこ」4歳 女の子

ごっこ遊びが好きな娘に
「お風呂屋さんごっごしよう!」と
声かけを試してみました。

「ママは今日はお客さんね。
 娘ちゃんがお風呂屋さんの
 店員さんだよ!」と役割を与えると

娘は嬉しそうに
「いらっしゃいませ!」と
返事をしてくれました。

ごっこ遊びの中で
自分の体を洗ったり
髪を洗ったりするのを自ら進んで
やってくれるようになりました。

「『体を洗う歌』を歌ってみない?」2歳 男の子

息子は歌を歌うのが大好きでした。
体を洗うのを嫌がるとき
「今日は体を洗う歌を
歌いながらやってみようか」と提案。

パパが作った
オリジナルのメロディーに合わせて

「ゴシゴシ 背中を洗ったらピカピカ〜」
と歌うと 息子も楽しそうに
真似をするようになりました。

今ではお風呂に入ると
自分から歌を歌い始めるくらいです。

「お風呂でシャボン玉をしてみない?」3歳 女の子

お風呂が嫌な理由が
よく分からず困っていたとき
友人から勧められたのが
「お風呂でシャボン玉」でした。

お風呂場に入ることを条件に
小さなシャボン玉セットを渡すと
娘は夢中になって遊び始めました。

お風呂場全体が
シャボン玉でいっぱいになり
楽しくて仕方がなかったようです。

普段は「ダメ」と言われることが
お風呂でできる という
特別感が良かったみたいです。

吸盤付きのレールでコースは自由自在
お水を流しながらボールがコロコロ
風車はくるくる ピタゴラ要素が満載で
飽きることなく遊んでくれます。

 

よくあるご質問

子どもがお風呂を嫌がって
困っている方向けに
よくある質問をまとめてみたので
ぜひ参考にしてみて下さい。

お子さんがお風呂を嫌がるのはいつまで続きますか?

お風呂嫌いは
お子さんの成長過程でよく見られる
一時的なものです。

一般的には
イヤイヤ期にあたる2歳頃から始まり
4歳頃には落ち着く傾向があります。

ただ 個人差がありますので
焦らずにお子さんの成長に合わせて
柔軟に対応することが大切です。

どうしても入ってくれないときはどうすればいいですか?

どんなに工夫しても
お風呂に入ってくれない日も
あるかと思います。

そんな時は
無理にお風呂に入れなくても
大丈夫です。

まずは お子さんの気持ちに寄り添い
「今日は疲れたのかな?」と
声をかけてあげましょう。

濡れたタオルで体を拭いてあげたり
おしりふきなどを使って
部分的に清潔にするだけでも十分です。

無理やりお風呂に入れると
お風呂そのものに嫌なイメージが
定着してしまう可能性があるため
機嫌の良い日を狙って再挑戦してみてください。

お風呂嫌いにはどんなお風呂グッズがおすすめですか?

水に浮くおもちゃ
お風呂用のクレヨンやシート
湯船に入れるアヒルなどのおもちゃ
カラフルなバスボムなど

お子さんが視覚的・感覚的に楽しめる
グッズがおすすめです。

特にお風呂でしか使えない
特別なグッズを用意すると
「お風呂=楽しい」という
イメージが定着しやすくなります。

お風呂の時間が長くて困っています。どうすればいいですか?

お風呂の時間が長くなってしまう場合は
事前に「何分間お風呂に入るか」を
お子さんと一緒に
決めておくのがおすすめです。

例えば
「時計の針がここに来たらお風呂を出るよ」と
具体的なゴールを設定したり

砂時計やタイマーを使ったりするのも
効果的です。

また お風呂の時間が長くなる原因が
遊びに夢中になっていることなら
お風呂の後の「楽しいこと」を伝えて
切り替えを促すのも一つの方法です。

兄弟でお風呂を嫌がるときは どうしたらいい?

兄弟で嫌がるときは
一緒に楽しめる「チーム戦」に
してみるのがおすすめです。

例えば
「ママと兄弟チーム どっちが早く
体を洗えるか競争しよう!」
と声をかけたり

お風呂の中で
しりとりやクイズをしたりして
協力して楽しむ雰囲気を
作ってみましょう。

お兄ちゃん・お姉ちゃんに
「弟(妹)のお手伝いをお願いできる?」と
頼んで 責任感を持たせるのも効果的です。

 

まとめ

毎日のお風呂タイムが
少しでも楽になるヒントは
見つかりましたでしょうか。

お子さんがお風呂を嫌がるのは
決して特別なことではありません。

遊びに夢中になって
気持ちの切り替えができなかったり

お風呂の環境が苦手だったりする
ごく自然なことです。

今回ご紹介した
「NGな声かけ」を避け

「自己決定感を促す声かけ」や
「好奇心をくすぐる遊び」を
取り入れることで

お子さん自身が
お風呂を楽しい場所だと感じる
きっかけを作ってあげることが重要です。

焦らず 無理強いせず
お子さんのペースに合わせて
少しずつアプローチしてみてください。

この記事でご紹介したアイデアが
あなたとお子さんのお風呂タイムを
笑顔に変える一助となれば幸いです。

 

 

 

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