高齢者の熱中症原因は?症状はどう出る?対策と予防とは?

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毎年夏になると 熱中症で倒れたとか

熱中症で緊急搬送されたなどのニュースを沢山見ますよね。

中には熱中症により死亡なんていう悲しいニュースもあります。

熱中症になりやすい人といえば

炎天下での子供の運動会や野球の練習など

屋外で炎天下のもと汗をかいているイメージがありますが

実際の熱中症患者の多くは 高齢者 ということをご存知ですか?

環境省の調べでも

全国で6月から9月の間に 熱中症で緊急搬送された方は

2010年  56,119人

2013年  58,729人

年齢別では 65歳以上の高齢者がもっとも多く

2013年では 27,828人で全体の47%

占めています。

熱中症患者のうち 約半数が高齢者となっているのです。

両親と離れて暮らしている方は

この時期本当に心配ですよね。

若い人にくらべて 室内にいる時間が多い高齢者が

こんなにも 熱中症にかかってしまうのはなぜなんでしょうか?

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高齢者の熱中症原因は?

熱中症は子供から高齢者まで 誰もがかかる可能性のある病気ですが

特に高齢者が多いという原因は

体の様々な機能が低下している事にあります。

★ 体内の水分量が少ない

  普通の成人の体内水分量は 約60%といわれていますが

  高齢者の場合 約50〜55%と少なくなっています。

  その上 喉が渇きにくかったりすることから 水分補給をしなかったり

  頻尿の心配から水分摂取を控えてしまう傾向があります。

  そのため高齢者は若い人に比べて 脱水になりやすいんです。

★ 暑さ寒さの感覚が鈍くなる

  真夏でも長袖を着たり 服を重ね着している高齢者を  見た事はありませんか?

  高齢になるにつれて 暑さ寒さの感覚が感じにくくなってしまいます。

  ですが 暑さを感じなかったとしても

  高温の場所にいれば 体温は上昇してしまい

  体の水分も奪われていってしまいます。

★ 体温調節機能の低下

  人は汗をかくことで 体温を下げることができます。

  ところが高齢になると 汗をかきにくくなってしまいます。

  汗をかかないと体温が下がらないため

  その分 熱が体にこもってしまい 体温が高い上

  室温も高いとなれば危険な状況になってしまいますよね。

★ 持病を抱えている方が多い

  高齢になるとどうしても 糖尿病や腎臓などの

  持病を抱えている方が多くなります。

  病気を抱えている上に 体力が低下している高齢者は

  若い元気な人にくらべて 熱中症になった時

  一気に重症化してしまう可能性が高いです。

  多少具合が悪くても 「持病のせいかも」 と

  思い込んで対処が遅れる といった事も

  重症化してしまう大きな原因のひとつです。

高齢者の熱中症 症状は?

熱中症は 症状に応じて 1度から3度まで3つに分けられています。

 1度  その場で応急処置が取れる軽症 

    めまい 筋肉痛 足がつる 大量の発汗  立ちくらみなど

2度   病院搬送が必要とされる中等症 

    頭痛 吐き気 嘔吐 倦怠感など

3度   熱射病など入院して治療が必要な重症 

    けいれん 意識障害 高体温 手足の運動障害など

熱中症になる一歩手前の 脱水症状としては

★ 口の中が乾燥している

★ 食欲の低下

★ 舌が白いものに覆われている

★ 爪を押したとき ピンク色に戻るまでに3秒以上かかる

★ 便秘になる

★ 手の甲をつまみ上げた時 なかなか戻らない

★ 痰やよだれの量が減った

★ 手足が冷たい

などがあります。

高齢者の場合ひとつでも当てはまれば 脱水の可能性があるので

こまめに水分補給をしましょう。

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高齢者の熱中症 対策は?

熱中症は屋外にいる時だけではなく

最近では室内で多く発症されているのをご存知でしょうか?

環境省の調べでも

家庭内での高齢者の熱中症が増えていて

2010年の厚生労働省人口動態統計では

死亡者のうち家庭が45.8%を占めいる とのことでした。

熱中症で重症化してしまう前に しっかりと対策をしていきましょう。

★ お出かけする時

 

・薄着を心掛ける

・日傘や帽子をかぶり 直射日光を避ける

・ペットボトルや水筒など飲み物を持っていく

・図書館や店舗など涼しい場所を知っておく

・一番気温の高い午前10時から14時は外出を控える

・困った時や緊急時のために  かかりつけの病院や自宅の連絡先などを持ち歩く

・体調が悪くなったら無理をせず 周りの人に声をかけましょう。

★ 家の中にいる時

  

・外出から帰った時は 窓を開けて風を通す

 熱気がこもった部屋でクーラーをつけるよりも

 風を通すことで 室温が下がり電気代の節約にもなります。

・部屋のよく見る場所に温度計を置く

 体感ではなく温度計を見て 室温を調整しましょう。

・時間を決めて水分を補給する

 喉が渇いたらではなく 2時間置きなど時間を決めて

 ちょこちょこ水分を取るようにしましょう。

・ちょっとでも暑さを感じたら我慢せずに

 扇風機やクーラーをつけましょう。

・カーテンやすだれなどで部屋に直射日光が入るのを避けましょう。

・お風呂の換気を利用する

 お風呂は気密性が高く温度が上がりやすい場所です。

 しっかり換気扇を回しましょう。

他にも

立ちくらみや足がつった時などは そのサインを見逃さずに

涼しい場所に移動し 首筋やわきの下 足の付け根など

太い血管の通っている所を保冷剤などで冷やすようにして下さい。

水分補給については

汗をかいた時はスポーツドリンク そうでない時はお水がいいです。

汗をかくと水分だけではなく 塩分も失われていきますね。

スポーツドリンクは塩分バランスがよく体内に吸収されやすいです。

ただ 糖分が多く入っているので お水で薄める事をおススメします。

コーヒーやお茶 アルコールには利尿作用があります。

かえって水分を排出させてしまうので 水分補給として飲む場合は

お水やスポーツドリンクが最適です。

スイカやメロン 桃といった水分たっぷりの果物もおススメです。

糖分を気にされている方は 食べる量を調節して下さいね。

参考になりましたでしょうか?

高齢者の熱中症予防には 周りの方がこまめに声をかけたり

様子を見てあげることが大切です。

遠く離れている方には まめに電話をかけたり

温度計をプレゼントしてあげるといいですね。

かかりつけの病院名や電話番号 医師の名前など

控えておくことも大切です。

元気に夏を乗り越えられますように・・・・

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