仕事や家事に追われて
ようやく座れたと思ったら
「ママー おしっこ出たー!」
そんな毎日を過ごしている
ママ・パパも多いですよね。
トイトレって
思った以上に根気のいるステップ。
「布パンツに変えたけど失敗ばっかり…」
「オムツに戻した方がいいのかな」
そんなふうに
悩む方も少なくありません。
中でもよくあるのが
「布パンツの上にオムツを
履かせちゃったらどう?」
という疑問。
保育園ではパンツ派
家ではオムツ派。
いろんな情報があって
迷っちゃいますよね。
私も長男のトイトレで
まさに同じ壁にぶつかりました。
あっちを試してダメ
こっちも続かない…。
でもいろんな方法を
試してわかったのは
「布パンツ+オムツの併用」は
うまく使えば
とても心強い味方になる
ということです。
この記事ではそんな併用法の
基本からうまくいくコツ
そして実際に試した
先輩ママ・パパの
リアルな体験談まで
わかりやすくお話ししますね。
焦らなくて大丈夫。
トイトレは親も子も
ゆっくり慣れていく時間”です。
ちょっとした工夫で
ぐっとラクになりますよ。
トイトレでの『布パンツ+オムツ併用』はあり?
「布パンツの上に
オムツを履かせるのって
なんか変かな?」
そう思ったこと ありませんか?
実はこれ
ちゃんと意味があるんです。
布パンツは濡れた感覚を
感じることで
「次はトイレに行こうかな」と
自分で気づけるようにする
アイテム。
でも 外出中や
忙しい時間帯は失敗すると
ママもパパも大変ですよね。
そこでおすすめなのが
「布パンツ+オムツ」の併用です。
布パンツを下に履かせて
その上からオムツをつける。
こうすることで
子どもは濡れた感覚をある程度
感じながらも
床や服を濡らさずに済むんです。
この方法 ポイントは
「一時的に使うこと」
ずっと併用していると
おしっこをしても
気づきにくくなってしまうことも。
なので
- 保育園帰りの夜だけ
- 外出や移動中だけ
- トイトレ初期の練習中だけ
など
限定的に使うのがベストです。
つまり 「親の安心」と
「子どもの気づき」を
うまく両立させる中間ステップ
という事です。
布パンツ+オムツ併用のメリットと注意点
この方法のいちばんのメリットは
なんといっても“ストレスが減る”こと。
失敗しても床掃除をしなくていいし
ママ・パパが
「また濡らした!」と怒らずにすむんです。
子どもにとっても
「失敗しても大丈夫」という
安心感が生まれるので
「トイレに行く」ことを
怖がらずに挑戦しやすくなります。
さらに
布パンツを中に履くことで
“少しの濡れ”を
感じられるのもポイント。
それが「おしっこ出たかも?」と
気づくきっかけになります。
ただし注意点も。
もしオムツの吸水力が高すぎると
子どもがおしっこした感覚を
感じづらくなってしまいます。
なので“薄型タイプ”や
“吸収力控えめタイプ”のオムツを
併用するのが効果的です。
あと 重ね履きで
ムレやすくなるので
特に夏はこまめに着替えを。
汗疹対策として
通気性のいい
布パンツを選ぶのも◎です。
「完璧じゃなくていい」
「今日は併用でいこう」
そんなゆるい気持ちで進めるのが
いちばんうまくいくコツですよ。
うまくいかない日もある!そんな時の対処法
トイトレをしていると
「昨日できたのに今日は全滅…」
なんて日 ありますよね。
私も思わず「なんで!?」と
叫びたくなったこと
何度もあります笑
でも それって
全然特別なことじゃないんです。
トイトレは一歩進んで
二歩下がるようなもの。
できない日があるのは
むしろ“普通”なんですよ。
「オムツに戻った気がする…」と思った時は
布パンツ+オムツを続けていると
「なんかオムツに
戻っちゃった気がする…」と
感じることがありますよね。
でも それは後退ではなく
“調整期間”です。
うまくいかない時の原因って
たいていこの3つなんです👇
●オムツの時間が長すぎて
子どもが安心しすぎてしまう
●「失敗しないこと」が
目的になっている
●ママ・パパの焦りが
ちょっと伝わっている
特に「早く取らなきゃ」
という気持ちは
子どもにすぐ伝わります。
私も何度も経験しましたが
焦るとお互い
しんどくなるんですよね。
だからこそ
ちょっと立ち止まって深呼吸。
「今日は練習の日にしよう」
「一緒に頑張ったね」
そんなふうに声をかけるだけで
子どものやる気は
ちゃんと戻ってきます。
うまくいく家庭がしている“ちょっとした工夫”
トイトレがスムーズな家庭って
すごい特別なことを
してるわけじゃないんです。
ほんの少しの工夫で
上手くまわってることが多いんですよ。
たとえば…
●朝起きたらトイレへ行くのを
習慣にしている
●外出のときはオムツ併用
家では布パンツに
●失敗しても
「次は教えてね」と
普通に会話をし
特別な事にしない
●成功した日はシールを貼って
見える達成感を作る
これだけで 子どもの
「やる気スイッチ」が
入りやすくなります。
そして何より
「親がイライラしない環境」を
つくることが大事。
少し手を抜く日があっても
それでOKです。
トイトレって がんばるより
「続ける」ことが一番大切。
ゆっくりでも確実に
それが近道だったりします🌸
うまくいく子・つまずく子の違いって?
「あの子はもう
オムツ外れたのに…」って
つい比べてしまうことありますよね。
でも トイトレは
できる・できないの差じゃなくて
その子の準備が
できてるかどうかの
違いなんです。
焦らず見守る気持ちが成功のカギ
トイトレで一番の成功ポイントは
“焦らないこと”。
子どもって 親の気持ちに
すごく敏感なんですよね。
「今日はトイレ行けるかな?」
じゃなくて
「今日はどんな感じ?」
くらいのスタンスでOK。
トイレに座れたら
「やったじゃん」
失敗しても
「教えてくれた事がすごいよ」
できた・できないじゃなく
“挑戦できたこと”を
褒めてあげましょう。
おしっこの間隔が
2〜3時間くらい空いてきたら
体の準備も整ってきたサイン。
そこから焦らず
少しずつで大丈夫です。
性格やリズムの違いも関係アリ
慎重なタイプの子は
新しいことに慣れるまで
ちょっと時間がかかるし
好奇心旺盛な子は
「トイレ行きたい!」と
自分から言ってくれたり。
性格でもかなり違いが出るんです。
それに 共働き家庭では
「保育園ではできるのに
家ではやらない」
なんてこともよくあります。
でも それは
悪いことじゃありません。
家は安心できる場所
だからこそ ちょっと
甘えたくなるんですよね。
だから
「うちの子は進まない…」と
落ち込まずに
生活リズムを整えたり
声のかけ方を少し変えたりして
“その子のペース”を
大事にしていきましょう。
不快感に慣れちゃう子もいる。
ずっとオムツや併用をしていると
おしっこをしても
「別に気にならない」と
感じる子もいます。
いわば“不快感に慣れてしまう”
状態ですね。
うちの長男が
まさにそうでした。
そんなときは
思い切って布パンツだけに
してみるのもアリです。
最初の数日は失敗が
増えるかもしれませんが
「濡れた=気持ち悪い」と
感じることで 自然と
トイレへの意識が戻っていきます。
私も長男の時に
思い切ってやってみたら
最初の3日間は洗濯が大変でした笑
でも4日目には「出た!」と
自分から言ってくれて
あのときの達成感は
今でも忘れられません。
忙しい日はオムツ併用
余裕のある日は布パンツ。
無理のない範囲で
やっていけばOKです。
トイトレは
「親がラクでいられる日」を
作るのも大切ですよ。
トレパンとどう違う?上手な使い分けのコツ
「布パンツ+オムツ」と
「トレーニングパンツ」って
なんだか似てるようで違う…?
そう思う方 多いですよね。
実はこの2つ 目的と
使うタイミングが
ちょっと違うんです。
布パンツ+オムツは“安心して練習する”ためのステップ
布パンツ+オムツの組み合わせは
「失敗してもママが
大変にならないように」
するための方法。
つまり
親のストレスを減らして
トイトレを続けやすくする
“やさしい練習ステップ”なんです。
一方で
トレーニングパンツ(トレパン)は
おしっこをある程度吸収しながらも
“濡れた感覚”を残す設計。
つまり
「オムツを卒業する
準備の段階」で
使うアイテムです。
外出時や忙しい朝は
布パンツ+オムツ
時間に余裕のある
おうち時間はトレパン。
この使い分けができると
トイトレがぐっと
スムーズになりますよ。
トレパンを選ぶときのポイント
トレパンには大きく分けて
「布タイプ」と「紙タイプ」
があります。
布タイプ
洗って繰り返し使えるので経済的。
感覚がしっかり残る。
紙タイプ
外出時や旅行に便利。
衛生的でお手軽。
どちらを使うかは
家庭のライフスタイル次第で
OKです。
「これが正解」というのは
ありません。
むしろ “続けやすい方法”を
選ぶことがいちばん大事なんです。
ちなみに私は
保育園の日は紙タイプ
休日は布タイプというふうに
使い分けていました。
「今日はどっちにしようかな〜」
くらいの気軽さで十分です。
トイトレの段階別おすすめアイテム比較表
「どのトレパンを買えばいいの?」って
迷う方も多いですよね。
実は 子どもの成長段階や
トイトレの進み具合によって、
合うアイテムは少しずつ違うんです。
ここでは
トイトレの“今のステップ”に
合わせて選びやすいように
人気アイテムを比較表にまとめました
| カテゴリー | ポイント | どの時期? | 詳細はこちら | |
|---|---|---|---|---|
![]() |
トレーニング パッド(紙) |
布パンツにセットして使えるパッド。 これからパンツになるという トイトレスタート時に便利。 |
トイトレ初期 併用スタート期 |
オムツとれっぴ~ ナイト 24枚入 |
![]() |
6層トレーニング パンツ |
布パンツ主体に移行する際の ステップアップアイテム。 少しの吸収+布パンツの感覚を体験 |
トイトレ中期 布パンツ練習期 |
布製トレーニングパンツ |
![]() |
3層トレーニング パンツ(軽め) |
薄手3層タイプでほぼ布パンツ一本へ移行する 直前の体感トレーニングに最適。 |
トイトレ後期 布パンツ移行直前 |
布製トレーニングパンツ軽め |
![]() |
トレーニング パッド(紙) |
外出時や保育園帰りなど 不安な場面で併用するのにぴったり。 紙パッド+布パンツ併用OK。 |
トイトレ中期〜 後期 併用補助期 |
GOON 安心 トレーニング パッド |
![]() |
キャラクター入り トレーニングパンツ |
お気に入りで子どものモチベUP!トイトレを“楽しく続ける”環境づくりに◎。 | トイトレ中期〜 後期(モチベーションUP期) |
キャラクター トレーニング パンツ |
トイトレの進み具合は
本当に十人十色。
「今日はパッドで」
「明日はトレパンで」と
その日の予定や気分に合わせて
選ぶのがいちばん続けやすいです。
先輩ママ・パパの体験談
ここからは
実際にトイトレを経験した
5人のママ・パパの声を
ご紹介します。
それぞれの家庭のリアルが
詰まっていて
共感できることがきっとありますよ。
1歳10か月男の子・ママ(35歳/共働き)
最初はトイレに誘っても
イヤイヤで泣いてばかり。
でも 布パンツ+オムツに
変えてみたら
本人も「濡れた感覚」が
わかるようになったみたいで
少しずつ「トイレ行く」と
自分から言えるようになりました。
忙しい朝もストレスが減って
私の心にも余裕ができました。
2歳4か月女の子・ママ(32歳/ワンオペ育児中)
仕事が忙しくて
毎日トイトレに時間を割くのが
正直大変でした。
でも 併用という選択肢を知って
気がラクに!
「今日はオムツでいいや」
「明日はパンツで頑張ろう」って
日によって変えたら
気づいたら自然と
トイレに行けるようになっていました。
2歳8か月男の子・パパ(38歳/育休中)
僕は育休中に
トイトレ担当だったんですが
最初は何度も床が水浸しに(笑)。
でも 布パンツ+オムツにしたら
掃除の手間も減って
息子も「出ちゃった!」と気づくのが
早くなりました。
洗濯の手間より
笑って過ごせる時間が増えたのが
嬉しかったです。
3歳1か月女の子・ママ(37歳/時短勤務)
「お友だちはもうパンツだよ」
と言われて焦った時期もありました。
でも 子どものペースを
大切にしていいんだと
気づいてからは気持ちが楽に。
今では「トイレ行くー!」と
笑顔で言えるようになり
あの時 慌てなくて
本当によかったなと思っています。
2歳半男の子・ママ(34歳/在宅勤務)
ずっとオムツ派でトイレに座るのを
嫌がっていました。
でも 布パンツに変えたら
すぐに“濡れた感覚”が
わかったようで
1週間ほどで「出た!」と
教えてくれるように。
最初は大変だったけど
今ではすっかりパンツっ子です。
FAQ 回答
布パンツの上にオムツって 実際どうやるの?
順番は「布パンツ → オムツ」です。
布パンツを先に履かせて
その上からいつも通り
オムツをつけます。
パンツが直接濡れることで
子どもが感覚をつかみやすく
でも床や服は濡れにくいという
安心構造になります。
ただし ムレやすいので
長時間の着用は避けてくださいね。
この併用って 期間はどれくらい?
だいたい1〜2週間を目安に
子どもの反応を見ながら
調整しましょう。
「濡れた」と
教えられるようになったら
思い切って布パンツだけに
切り替えてOK。
子どものペースで
徐々に進めていくのがコツです。
夜寝るときも併用していいの?
夜はまだおしっこを
コントロールしにくい時期。
布パンツ+オムツよりも
普通のオムツで安心して
寝かせるのがおすすめです。
朝オムツが
乾いてる日が増えてきたら
そこから夜のトイトレを
ゆるっと始めてみましょう。
保育園ではどうすればいい?
園によって対応が違うので
先生に相談するのが一番です。
家では併用 園では布パンツのみ
というケースも多いですよ。
家庭と保育園で協力しながら
同じルールで進めると
スムーズです。
失敗ばかりで疲れた…どうしたらいい?
もうね みんな通る道です。
よく言われるセリフですが
本当にそうなんですよ。
完璧を目指さなくて大丈夫。
疲れた日は今日はオムツでいいや
って思ってOKです。
子どもは必ず成長していきます。
ゆっくり見守っていきましょう。
まとめ
トイトレは
子どもだけじゃなく
ママ・パパの
成長の時間でもあります。
うまくいかない日があっても
「今日は練習の日」
と思えば大丈夫。
布パンツ+オムツの併用は
そんな
がんばりすぎない工夫のひとつです。
焦らず 比べず
子どものペースで。
一歩ずつ前に進めば いつか
「もうオムツいらないね!」と
笑える日が来ます。
その日まで ゆるっと
一緒にがんばっていきましょうね。
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参考文献・引用元
- 日本小児科学会「排尿の発達と夜尿症に関する指針」
- 厚生労働省:保育所保育指針(健康・安全)
- Pigeon公式サイト:トイレトレーニングQ&A
- Benesse教育情報サイト:トイトレの進め方と年齢別の目安







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